ドラマ「東京タラレバ娘」が、30代の男女に人気がある訳
どうも永次郎です。
近頃花粉症のせいか、目がしぱしぱします。コロナのおかげで花粉症のニュースが全然流れないので、今年が例年に比べて多いのか、少ないのかよく分かりません。
換気はコロナ対策として有効ですが、花粉症のひとにとっては窓を開ける方が辛いですよ。
さて、今回は少し前にテレビ放映されたドラマ「東京タラレバ娘」がなぜ30代に人気なのかを紹介したいと思います。
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目次
「東京タラレバ娘」とは
地方の高校を出て、東京に移り住んだ女子三人組(高校の同級生)のドラマであり、30代の女性の悩み(結婚、恋、仕事など)を、コメディーなタッチで描かれている作品である。
たらればとは?
「こうしてたらよかった」とか、「ああしてればよかった」というような後悔を現す表現のことを言います。
登場人物
鎌田 倫子(かまた りんこ)【吉高由里子】
脚本家。30歳。
大学卒業後に脚本家を目指して制作会社に就職し、30歳の時に独立した。一応主人公である。
山川 香(やまかわ かおり)【榮倉奈々】
倫子の高校時代からの親友。
表参道でネイルサロンを経営しており、美人でスタイルも良い。実家暮らしのためか家事全般が不得意。夢見がちで乙女な性格の持ち主。
鳥居 小雪(とりい こゆき)【大島優子】
倫子の高校時代からの親友。眼鏡をかけている。
原宿の裏通りにある大衆居酒屋「呑んべえ」の一人娘であり看板娘。両親は父親の浮気が原因で離婚している。高校卒業まで母子家庭で育ったためかシッカリ者で慎重派。
タラちゃん、レバちゃん
タラの形をしているのがタラちゃん。
レバーの形をしているのがレバちゃん。倫子たちにキツイダメ出しをする。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
見どころ
・三人の掛け合いがなかなか面白い
倫子が会社の先輩(早坂さん)に「大事な話がある」と連絡があった後の、居酒屋での女子たち三人の会話。
倫子「まずは好きになれればってとこからからじゃない」
香「大丈夫。なれる!」
倫子「だって早坂さんのこと男としてみたことないし、そのキスとかセ○クスとかできるか、想像つかないし」
香「とりあえずやってみればよくない?その後のことはまた考えればいいし」
倫子「えいいい・・・」
→こんな感じのあからさまな表現だったり、息ぴったりのノリが見ていて面白いです。
こういうところが同世代を共感させるのでしょう。
あと三人とも芝居がうまいですね。特に大島優子の芝居は、とてもアイドルとは思えない演技力だと思います。
・三人とも恋に不器用で、なかなか幸せがつかめない
倫子の場合は、イケメンで映画好きな彼氏ができるのだが、価値観の不一致で別れることに。
香の場合は、昔付き合っていたバンドマンと再会し、再び恋に落ちてしまうが、そのバンドマンには彼女がすでにおり、二番目の女としてずるずる関係を断ち切れないでいる。
小雪の場合は、妻子持ちの男に恋をしてしまい、不倫といった形で付き合うことになってしまう。
→これは自分が男なのでよく分かりませんが、そういう出会いって日常茶飯事なの?と思ってしまいます。
まあそこが、女性の妄想を駆り立てるのかもしれませんね。
30代というと恋愛に対して、酸いも甘いも経験している歳だったりするので、こういう展開も結構共感できるのかなと思いました。
・倫子の仕事がなかなかうまくいかない
恋がうまくいかないときは、なぜだか仕事もうまくいかなかったりしますよね。
そこがまた、仕事をしている女性に共感できるのかもしれません。
逆に恋がうまくいっているときは、ささいなことでは怒らない温和な性格になったりするので、仕事を楽しくさせるには意外と、恋をすることも重要なのかもしれませんね。
まあ恋の病になって集中力を無くしてしまっても元も子もないのですが。
・ズバッと物事をはっきり言うモデルの男 【坂口健太郎】と、
なにごとも温和な性格の先輩【鈴木亮平】の両極端のキャラ設定
このモデルの男がタラレバ女子の名付け親なのですが、事あるごとに女性たちに突っかかっていきます。
「だいたい女子でもないのに女子会だの、現れてもいないのにいい男と結婚だの、何の根拠もないタラレバ話で、よくそんなに盛り上がれますね」
「そうやって一生、女同士でタラレバつまみに酒飲んでろよ!」
→いいですねぇ、絶対普通じゃ言えませんが、はっきりしすぎてむしろ爽快です。
逆に、会社の先輩はいつも倫子のことを想いながら行動していて、すべてが優しいのですよ。
中間管理職の立場からプロデューサーとの兼ね合いもある中で、倫子さん押しなところもまたいいですよね。
みなさんはどちらがタイプですか?
ドラマの後半ではモデルの男の過去が分かり、そのギャップに僕もやられそうになりました。笑
・シラコと、レバサシのキャラ
あるとき突然このキャラが出てくるのですが、ドラマの中で一番現実的なことを言うのでシュールというのか、このキャラがとても愛らしいのも魅力の一つです。
まとめ
・女子三人の、30代ならではの会話だったり、面白い表現だったりするのが、同世代を共感させる。
・30代の恋愛は、酸いも甘いも経験している歳だったりするので、なかなかうまくいかない展開の方が共感できる。
・仕事がなかなかうまくいかないとき、恋も同じようにうまくいかなくなる様が、同世代に共感できる。
どうでしょうか?この歳になると高校生の純愛な夢があるドラマよりも、こういう現実感があるドラマの方が面白いと感じます。女性はもちろんですが、男性にもおすすめですよ。
ちなみに僕はこの中で、吉高由里子さんが好きです。
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